Diary 


2023/12/17
Win10のアップデイトで汗々・・
◆昨夜気が付いた。通常使いのPC以外に、半休眠のPCがもう1台あるのだが、久しぶりに開いてみたらアップデートが沢山溜っていた。これはまずいと、次々にダウンロードを始めたのだったが、どうも進行状況がおかしい??調べてみると、赤字で「デバイスに重要なセキュリティ修正プログラムと品質修正プログラムがありません」と警告が。ありゃりゃ〜。それで、ネット検索・fujitsuのサイト、MSのサイト・・いろいろ探して、あちこち開いて当ってみたが、こりゃ仲々一筋縄では行かない。そう観念して、明日へ課題持ち越しにし寝る。
◆今日は朝から腰を据えて、横に常用のPCを置いていろいろとネット検索しながら、なんとか解をみつけようと奮励努力。関係しそうなところを開いては・・ごちょごちょ。遂には既に完了している修正プログラム22H2を、再度ダウンロードして・・とか、まぁ私にでも考え得るレベルで、試行を繰り返して半日が過ぎたころでした。なんと、突然「クリアー」。溜っていた修正プログラムをPCがどんどん食べ始める。
◆何がどんな効果があったのか解らずじまい。Win10も先はもう長くないので、捨てても惜しくは無かったのだが、これだけ時間を費やしても復旧できない−という徒労感を味わずに済んで、よかった。

2023/12/13
イスカも食べられていた
◆山本周五郎の小説にはイスカも登場していた。信州松本を舞台にした「菊屋敷」の朗読を聞いていて、「・・珍しくイスカがゴワもトウライしたので、テリョウリを作り・・」と聞こえた。イスカがトウライ?渡来(トライ)ではなかった。確かに手料理を作りにーと聞こえた。では「5羽到来」ってことか?それで、念のため原文に当ってみることした。
◆電子版の原文を読んで行くと、まずイスカが「易+鳥」の一字で当てられていた。次いで問題の箇所はこうあった。「二月のことである。珍しく易+鳥が五羽も到来したので・・手料理を作り・・云々」。間違いなかった、イスカは食べられていたのであった。なお、この小説を原文でも読み終えたが、末尾に近くにもう一度イスカが登場している。こうある。
◆「・・易+鳥は松の実を食べる。・・・あのくいちがった嘴を松かさの弁の間に挿しこんで巧みに実を啄む。あの肉があんなに美味なのは好んで松の実を食べるためだ・・」。
 なお「食」は原文では「口+食」である。山周の時代小説の中には、しばしば野鳥が登場しているようである。「あんなにも」と言うほどに、当時の人々にとってイスカの肉は美味しかったらしい。


2023/12/11
ヘラサギの相互ケア
◆ヘラサギのヘラのような特徴ある嘴だが、彼らの好物を捕食するには都合のいい長さと形状に進化した結果だろうが、さて、長い首回りの羽毛のケアや、かゆいところを嘴で掻くなどは、至難の業のようだ。コレは一昨年に撮れた画像だが、自力では嘴の届かない部位を、2羽のヘラサギが互いに相手をケアし合っている光景に遭遇。かなりの時間やってました、鳥もケアし合うのか・・ちょっと驚いた。


2023/12/09
米子道を抜けて
◆チュウヒを撮りに行ってました。ハイイロチュウヒの♀だったようです。♂もチラッとは観察できたのですが、結局近くに寄ってくれず、撮り逃がしました。水鳥公園にガン2種入ったようでしたが、これは相当に距離があって如何とも為し難し。


2023/12/07
去年の今頃何を撮ってたか・・
◆今朝の濃霧は尋常でない。盆地の霧の発生によい条件が重なったものと思われる。こんな朝はいつまでも陽光が指さないので、温度も上がらず暗く、気分も陰鬱になってくる。盆地の冬はまぁこんなもの。一日中書斎で過ごす。
◆去年の今頃は何を撮ってたかと、PCの画像フォルダーを開いてみると、案の定ヤマセミが多く、あとはベニマシコ・カシラダカ・カワアイサ・ミコアイサ・・・そう言えば、最近はクマタカにもご無沙汰だ。どうお過ごしでしょうかねぇ。
◆この前・・といっても、もう一月にはなるのかな。TVで吉村妃鞠(YOSHIMURA HIMARI)さんの−もう11歳?でしたか、彼女のバイオリンを聞き、その後YouTubeで視聴して、その演奏に瞠目!もちろん我は音楽は(も)よく解りませんが・・。5〜6歳?ぐらいのころから、ステージで無心にバイオリンを奏でる姿と、その音色を聞くたびに圧倒されています。
◆ヨーロッパの宮廷や貴族のサロンを、父親に連れられ演奏旅行して回った幼いモーツアルト、楽器はチェンバロだったかな?彼女はバイオリンだが、神童モーツァルトが現代に再臨したのかもしれん。


2023/12/05
三たび 宇和島のオナガにつて
◆これまで、オナガ棲息域が現在は中部地方以北限定で、70年代までは本州の西日本及び九州の一部にもいたことを述べた。理由は不明ながら留鳥の生息域も。時代とともにかなり変化してきたようである。山本周五郎が小説の中で、江戸初期の宇和島にオナガを登場させたことを、あながち間違いとも言えないと、だんだん思えるようになってきた。何分にも400年も前の設定だし、本当のところは誰にもわからんだろう。
◆が、しかし、山本周五郎が当該小説を執筆当時、野鳥オナガの棲息分布をどこまで知っていたのか、あるいは調べていたのかについては、いささか疑問を感じる。当然にオナガはいるものと、疑いもなく筆を進めたのでは・・と勝手に想像している。

2023/12/04
マヒワな半日だった
◆本日は県北も天気晴朗、朝方の津山・鏡野南部の盆地は濃霧。さすがに奥津街道に入ると霧は消えたものの、さりながら晴れた分だけ、山間部は大霜でした。さらに、日当たりの悪いところは、朝方の寒気で凍結した路面も散見。◆ヤマセミのフロンティア開拓目的の、久しぶりの朝駆けでした。が、可能性が高いと踏んだポイントでの出待ちは、ザンネンながら空振りとなりました。さて、次は・・アソコにしてみるか・・・
◆空振りの朝駆けの後、その足で県境近くまで上がってウロウロ。エナガのいいシーンもあったのだが、背後の景色にピントを持っていかれてAFが効かず、車の位置をずらそうか・MFで撮ろうかと逡巡する間に、シャターチャンスを逃しました。よくあるパターンではありますが。
◆ハイタカ♂に遭遇したものの、コレも撮れず。ホオアカを探すもホオジロしか見えず。こりゃ釣りで言うところのボウズかと思っていたら、榛(ハン)の木に30〜40羽のマヒワが群がって、種子を食べている現場に遭遇。そう言えばマヒワにも最近会えてなかったので、今日も運が良かったと思うことに。


2023/12/03
宇和島のオナガについて
◆小説にはこうある。藩主と老臣が城内二の郭(くるわ)の草地を歩んでいた時「一羽のオナガが二人の上を低く叫びながら飛び去った。」宇和島の伊達は、奥州の伊達正宗の庶長子(正室の子ではない正宗の第1子)を藩祖とし、小説で設定された藩主は二代目なので、今を遡ること400年ほど以前になろうかと。
◆宇和島藩は新規な領主だけに、新たに召し抱えられた浪人や、現地調達の者もあったろうが、家臣団の中核は仙台の伊達家中から分割された武士団だったろう。仙台本国や江戸屋敷詰めの家臣の中には、飼っていたオナガを連れて宇和島に引っ越してきた者が多数いた?そのオナガが籠抜けして野生化して、藩主二代目のころには、城内を飛び回っていたとか・・・まぁ、これはないな。
◆ネットで幾らかオナガについて当っていくと「1970年代までは本州全土及び九州の一部で観察されたが、1980年代以降西日本での繁殖は確認されていない。」とあった。ほう〜かっては西日本にもいたんだ。しかし、四国については特に言及がないが、文意としては「1970年代以前も四国にはいなかった」と読めそうだ。
◆不思議なことがもう一つ、オナガはロシア沿海州にいて、本州東北にもいる。かし北海道やサハリンにはいない。この鳥はブラキストン線で有名な津軽海峡のみならず、間宮・宗谷海峡さえも越えられないのである。ふ〜む

2023/12/02
オナガについて考える
◆オナガという鳥は撮ったことがない。もちろんこれまで見たこともないのである。留鳥でカケスと同じカラス科の仲間、なぜか本州中部地方以北でしか見られない。西日本にはいない鳥なのである。(関心ある向きはネット検索で画像確認されたい。)つい最近、山本周五郎の小説「松風の門」の朗読をYouTubeで聞いていて、一瞬間その中に「オナガ」が登場したことに驚いた。
◆「おや・おや?」と気になった。何故かというと、小説の舞台が伊予の宇和島(伊達家)だったからである。それで、まず「松風の門」を調べると発表が1940年だった。次いで山本周五郎の経歴を検索した。出生は山梨県で1903年生まれ、その後東京・横浜へと移っている。それで、まず考えたのが、作者は幼年期以降ずっとオナガの生息域にいて、見慣れた野鳥の一つだった。そのため棲息状況の検証なしに、四国にいるはずのないオナガを登場させてしまった・・・のではなかろうかと。
◆が・・しかし、その後だんだんと考えを深めると、作者のミスと言えないことも、次第に解ってくるのである。そのココロとは・・「また明日のココロだ〜。」*小沢昭一氏のパクリ

2023/12/01
初氷
◆12月の初日は、初氷で朝を迎えることに。今年は冬が早くかつ厳しそうな予感。先日、加茂川との合流点から吉井川を下ったのだが、カワアイサの群れを見た。不思議と♀ばかり7〜8羽のグループで、円を描くような形で水中に潜ったり、集団で気ぜわしく水面を疾駆したり・・。遊んでいるのか、もしかしたら集団で追い込み漁をやっていたか?この鳥が吉井川にやってくると、冬になる。

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