Diary
2025/07/10
アブラゼミ・ゲット!に驚く
◆今年は突然に梅雨が虚しく消えて、一足飛びに盛夏がやってき来た。このままだと夏場の渇水は避けられないのでは…と心配。庭はカラカラで根の浅い庭木や草花は枯死寸前、ために水やりが欠かせない毎日。◆早くに夏となったので、アブラゼミが例年より早く顔を出すかと思ったが、予想に反して庭から這い出てたのは例年並みで7月8日、ちなみに昨年は7月9日だった。穴の数と抜け殻から2頭出てきたが、鳴き声は聞こえない。どこかへ飛んで行ったと思っていたのだが…
◆庭にヒョッコリ姿を現わしたのが、先日までウロウロしていたイソヒヨドリの雛一羽。なんと木の幹をチョコンチョコンと登って、アブラゼミを一匹捕まえて、庭に降りてきたのでビックリ。セミは音無しだったんだが、どうも幹に止まっていることをこのイソヒヨ雛、ちゃんと感知してたようである。
◆幾度となく嘴でつっついたり振り回したりして、まず羽を切り離してから、胴体を少しずつ食べて完食に至る。アブラゼミにはかわいそうだが、これも自然界の輪廻転生で致し方ないですね。
2025/07/09
3グループ9羽以上?
◆どうやら県北盆地に、いまコウノトリが3グループ合わせて9羽以上は滞在しているらしい。北のK谷に3羽、東のS町にも3羽。そしてこの日曜日、市内T地区に飛来した3羽。私が知らないだけで、近辺に実際はもっといるかもしれない。最近の情報では、豊岡市の放鳥を始祖とするコウノトリが、いまや全国に500羽以上にもなったらしい。◆T地区へ6日に飛来した3羽だが、去年の5月に同地区に姿を見せたJ0439♂で、この時は別の♂と一緒だったが、今年の4月には隣のK町で飛来が確認されていた。この時K町ではJ0536♀と一緒で、この♀を今回T地区へ同伴。これにJ0699♂が新たに加わった3羽。
◆現在の年齢がJ0439♂が3才、J0536♀が2才、J0699♂が1才となっていて、1年生は置くとして、来年の繁殖期には♂4才と♀3才になってくるので、このままペアが組まれていれば、どこかで営巣行動を始める可能があるかとも。
2025/07/06
イソヒヨ親子との別れ
◆巣立ち直後と思われる雛と、周辺から呼びかける親の声を聞いたのが6月18日、その後一度雛の現況をアップしたのが8日後の26日だった。それまで、2〜3羽いると思われる雛が入れ替わり立ち替わり、時には親と一緒に我が家の塀や、屋根の上、かと思えば庭に降りて餌を虫をつついたり・・・それが毎日。どこで夜を明かしているのか、庭に出るのをコチラが遠慮するほど日参していただいた。これにはビックリ。◆実は6月26日以降昨日まで、カンカン照りのなかイソヒヨの雛と親の訪問が継続しておった。彼らが、我が家の何を気に入っていただいたのか…そのあたりは不明。ちょうど熱波を避けて書斎に籠もっていた時期に重なって、十数日間イソヒヨの成長が観察できたのはラッキーだった。
◆7月6日親子の姿は見ていないので、昨日がどうやら見納めになったようだ。振り返ると、♂親が庭に置いたシーサーの頭に止まり、その下から雛だ餌をねだる、写真にはお誂え向きのシーンがあったのだが、その時はこちらカーテンの隙間、しかもガラス窓の先のシーンで如何ともなしがたし。
2025/06/26
巣立って一週間のイソヒヨドリ
◆ご近所から巣立ったイソヒヨの雛。向かい家の車の屋根にちょこんと乗っていたーこれが18日の初見。その後は、親鳥の雛にコンタクトを取る鳴き声が、しきりと家の周りで聞こえていた。巣立ってから一週間、最近は親鳥の声調はかなり持ち着いてきたが、雛の活動範囲は周辺にとどまっている模様で、我が家の屋根や庭にもしばしば降臨するようになっている。◆親はまだ雛への給餌を続けているようだが、自分でも餌探しをやってるようで、今日は車庫のコンクリート上で、干からびていたミミズを啄んでいた。完全親離れには、まだ羽ばたく力が弱い感じがする。
2025/06/24
津山最北の谷間に・・・
◆コウノトリがK谷の水田地帯に3羽。初お目見えではないかな?中学校の運動場にも3羽が揃って降り立ったと、当該中学校のHPにも取り上げられている。TA紙の記者の方から「2羽確認」との情報をもらい、折からの雲行き怪しいなかを、現地へ急行してみた。◆数日前、コウノトリがK谷にいたがすぐにいなくなったーとの情報もあったのだが、隣接のS町でしばしば姿が見られていた2〜3羽、そのコウノトリが移動したものと考えていた。ところが、どうもそれらとは異なるグループらしい。
◆聞いていた地点で1羽はすぐに見つかったが、一緒にいるはずのもう1羽がいない。田圃の高低差や畔草丈などで、近くに居ても採餌中だと姿が隠れる。結局、川向こうの田圃に離れて採餌中のもう一羽を見つけたのだが・・・。足環番号J0708は鳴門市生まれ、J0766は淡路市生まれで、2羽とも1才の♀と判明した。鳴門海峡を越えて淡路島で友達になり、津山盆地までやってきたか?
2025/06/20
なかなかなサンコウチョウ
◆かなり確度の高い情報から、サンコウチョウの♂を撮りにいったものの、なぜか♂は全く姿が見えず。こりゃダメだわ・・・と諦めかけたころになり、やっとお出ましと思ったら、なんと長い尾がない!立て続けに二度水浴びし、すぐにサヨナラ〜。なんともツキに見放された一日だった。
2025/06/18
イソヒヨの巣立ち
◆今年は我が庭にも降臨したイソヒヨドリ、近所の何処かー家の屋根や壁の隙間に営巣している睨んでいたところ。嘴に何やらエサを咥えたまま、しばらく電柱に止まり、何処か東の方へ飛んで行く姿を見ていた。すると今日、しきりと♂親鳥が鳴き続けるので、怪しんで注視していると、覚束ない飛び方の一羽が隣家の車の上にヒョコリと乗った。◆今日一日、巣立ったばかりの雛のフォローに、♂親は大童になっていた。♀親はどうしたのか?別の雛に掛かりっきりなのか、姿を見せなかった。
2025/06/16
仏法僧
◆美咲町のブッポウソウへは、最近足が向いていなかったところ、先日吉井川筋を通ったついでに、ちょこっと覗いてみた。2羽のブッポウソウが飛び交っている巣箱あり。今から営巣だと、少々遅い感じもするが・・・ツガイ形成に出遅れたものか?
2025/06/09
事故死の我は夏毛のテン
◆ここ十数年フィールドを東西して、野鳥はなんとか200種ぐらいは見えた。しかし哺乳類となると、主目的ではないだけに極くわずか。シカ・キツネ・タヌキ・アナグマ・イタチ、それとリスぐらいだったろう。イノシシの足跡はよく見るが、出くわしたことはない。ましてやツキノワグマには、遭遇したことがなく幸いであるが・・・さて、交通事故死したこの動物である。◆細川政元が秘術に凝って使役したというシズナ?いやイイズナだったか?・・・などと、昔何かで読んだ歴史本などを思い出したり。結局、ネット検索して辿り着いたのが「テン」だった。夏毛のホンドテン <ネコ(食肉)目・イタチ科・テン属>のテン。この歳になって初めて見る。以前リスを初めて見た時も驚いたが、居るもんですねぇ。
2025/06/08
汝はいったい・・・何者?
◆2019年に初めて飛来に気が付いてから、毎年見られていたアオバズクの姿が今年は未だ確認できない。例年6月の今頃には必ず同じ枝の、ほぼ同じ位置にじっと鎮座していたものなのだが・・・。飛来に気付く以前から、同一個体(つがい)がやって来ていたとすれば、既に6年以上続いたことになる。さてはこのアオバズク夫婦、渡りの途中の事件事故でついに力尽きたとすれば、残念無念。今日も姿がなかった。◆意外と交通量の多い谷間の道路を走っていて、道の端に事故死したイタチが視界に入り、通り過ぎた・・・が???、脳髄が瞬時に反応した。「イタチじゃない!」あわてて車を停めて、十数メートルほど引き返し、哺乳類を観察してみた。体躯や頭がイタチよりかなり大きい。顔や手足が黒い。顔は猫?しかし、猫の手足や爪ではない。私には初見の生き物である。