Diary 


2024/01/14
大秦景教流行碑の記憶
◆新聞を開いたら、大学入学共通テストが掲載されていた。何んの気なしにざぁ〜と眺めていたら、世界史Bに小さな石碑の写真が目に入った。どことなく既視感が湧いて、目を細めて小さな文字の設問を読み始めて、あぁ・・これは曽て西安碑林で見た「大秦景教流行中国碑」だと解った。
◆大秦とはローマ帝国を指し、景教とはネストリウス派のキリスト教で、当時ローマ渡来の宗教が流行していたことを証明する有名な碑石。しかし設問を読み進めて、キリスト教を帝国の公認宗教としたローマ皇帝の名前は・・・さて誰だったか?記憶の引き出しは錆びついて開かず、テストの6択の解答が決しかねた次第。
◆あの時、西安碑林では他にも「顔氏家廟之碑」をはじめ「大唐三蔵聖教序記」など、多くの石碑や石像彫刻などを見て回ったが・・・西安の夏はなんとも暑かった。

2024/01/11
オオノスリを掘り出す
◆最近時間のあるときは、PCに取り込んだままにしている用無しとなった画像の削除。撮影日ごとに積まれたファイルを、順次中身をざっと見渡して、こりゃもう活用することナシと即断した画像を、どんどんシフトキーで括って削除。日付ファイル丸ごと削除するのこともしばしば。このところドライブやHDがだいぶ軽くってきたように思う。
◆ところで、さて、ずーと以前に撮った「白いノスリ」の画像が気になって、時折り探してみたりしていたのだが・・・。これまで3回ほど白ノスリとの遭遇があって、何れの時もノスリの白化したものか、幼鳥か?などと、余り気にしていなかった。Win7からWin10へPCを移行したり、HDやNetのHDなどのたまった画像データを、移し替えたりまた統合したりしている間に、データの森に埋もれてしまったらしい。
◆それが、今日開いたフォルダーから見つかった。それで、撮ってから数年経って改めて、ジックリこの白いノスリを検証したところ、ノスリではなく、また、ケアシノスリでもなくて、なんと、オオノスリではないか!と自己判定。ネットでいろいろ検索して調べてみたが、間違いないようだ。


2024/01/08
白と黒
◆昨日奈義・勝央の田園地帯を回ったら、那岐連山(東から那岐山−滝山−広戸仙−山形仙)に全く雪なく、珍しい正月景色だったが、今朝起きて津山盆地に積雪を見る。さぞや那岐連山は壮麗な雪化粧となったであろう−そう思いながら、冷気を突いてプラごみを出しに行く。すると‥‥
◆ゴミ・ステーション近く、一面の銀世界と化した田圃に50羽ほどのカラス集団が、しきりと地面を掻きまわしながら何かを啄んでいる。このところ近所回りでカラスが徘徊していたことに気付いてはいたが、そうかミヤマガラスだったのか。帰宅してカメラを積んでリターン、雪の中のカラスを撮ってみた。
◆早朝で曇り空と条件は悪く、やはりシノリガモと一緒で目が出ない。昨日撮った{白と黒}のミコアイサと、ここにアップしておくことに。


2024/01/06
シノリガモには苦戦2
◆機会があれば次回、またまたチャレンジだなぁ・・・


2024/01/06
シノリガモには苦戦1
◆この鳥はなぜにほど良い彩色に写せないのか・・・全体的にはほぼ順光で、撮影条件は悪くなかったはずなのに。PCに取り込んでじっくり確認していくと、いささかガックリ感否めず。♀はジミ系なので仕方ないが、♂の白・黒・赤コーディネートは、けっこうインパクトがあるはずなんだが・・・その上、ガングロに邪魔されてか目が生きてない。まぁこちらにウデがないので、今更ダダをこねても仕方がないが。


2024/01/06
初フィールドは米子道から
◆元旦が地震で2日は航空機事故と、こんな年明けは想像もしなかったですね。場所が能登地方ということで、首都圏から遠い地方のせいか、年末年始で手薄なためかわかりませんが、ヘリもほとんど飛ばなかった?メディアの動きが鈍く感じられました。田舎者のひがみでしょうかね。羽田の飛行機事故も、直接的は原因ははっきりしていても、日本的に「責任を取る者もなく」て、結局ウヤムヤに終わるんでしょうね。思うことがいろいろ……年明けでした。
◆さて、年末から大富豪やドメモをして遊んだ孫たちも居なくなって、5日は好天!年末にもらっていた野鳥情報を、いくつか活用すべく米子道を北へ。大山の6合目ぐらいから上は白いものの、高速も地道にも全線に雪ナシ。なんちゅう正月。12月中旬に積雪があったが、これじゃスキー場はお手上げだなぁ。
◆マガンと思って数枚しか撮らなかった、後でこれがハイイロガンと判明、また、ナベズル?と疑念を持ちながら撮ったのが、マナズルだったりで新たに2種をゲット。今年の初フィールドは大きな成果が。あとは…サカツラガン・シノリガモ・ハマシギ・シロチドリ。
◆目にしたら「あれなむ都鳥」と言うつもりで、年末に情報をもらっていたミヤコドリを探したんだが、ソコで見たものは中年男性のウインド・サーファーただ一人、残〜念。


2023/12/25
クマタカ
◆観察ができてなかったクマタカ、夏以降で二度ぐらいしか、しかもチラッと遠望しただけで、動静がすっかり掴めなくなってました。今日は県北の冬の朝としては珍しく、温かく晴れ渡った青空を見て、遭遇できそうな予感に誘われ・・・ただし、現地到着は予定よりかなり遅れてしまったので、さてどうかな?ちょっと不安な気分。
◆が、しかし、朝の予感的中!いつもの場所で、しかもペアで、私が着くのを待っていてくれました。観察できたクマタカの状況から、どうやら営巣期に入ったか・・・そんな感じ。ここの夫婦は子育て上手だから、来年も若鳥の巣立ちが期待できそう。


2023/12/17
Win10のアップデイトで汗々・・
◆昨夜気が付いた。通常使いのPC以外に、半休眠のPCがもう1台あるのだが、久しぶりに開いてみたらアップデートが沢山溜っていた。これはまずいと、次々にダウンロードを始めたのだったが、どうも進行状況がおかしい??調べてみると、赤字で「デバイスに重要なセキュリティ修正プログラムと品質修正プログラムがありません」と警告が。ありゃりゃ〜。それで、ネット検索・fujitsuのサイト、MSのサイト・・いろいろ探して、あちこち開いて当ってみたが、こりゃ仲々一筋縄では行かない。そう観念して、明日へ課題持ち越しにし寝る。
◆今日は朝から腰を据えて、横に常用のPCを置いていろいろとネット検索しながら、なんとか解をみつけようと奮励努力。関係しそうなところを開いては・・ごちょごちょ。遂には既に完了している修正プログラム22H2を、再度ダウンロードして・・とか、まぁ私にでも考え得るレベルで、試行を繰り返して半日が過ぎたころでした。なんと、突然「クリアー」。溜っていた修正プログラムをPCがどんどん食べ始める。
◆何がどんな効果があったのか解らずじまい。Win10も先はもう長くないので、捨てても惜しくは無かったのだが、これだけ時間を費やしても復旧できない−という徒労感を味わずに済んで、よかった。

2023/12/13
イスカも食べられていた
◆山本周五郎の小説にはイスカも登場していた。信州松本を舞台にした「菊屋敷」の朗読を聞いていて、「・・珍しくイスカがゴワもトウライしたので、テリョウリを作り・・」と聞こえた。イスカがトウライ?渡来(トライ)ではなかった。確かに手料理を作りにーと聞こえた。では「5羽到来」ってことか?それで、念のため原文に当ってみることした。
◆電子版の原文を読んで行くと、まずイスカが「易+鳥」の一字で当てられていた。次いで問題の箇所はこうあった。「二月のことである。珍しく易+鳥が五羽も到来したので・・手料理を作り・・云々」。間違いなかった、イスカは食べられていたのであった。なお、この小説を原文でも読み終えたが、末尾に近くにもう一度イスカが登場している。こうある。
◆「・・易+鳥は松の実を食べる。・・・あのくいちがった嘴を松かさの弁の間に挿しこんで巧みに実を啄む。あの肉があんなに美味なのは好んで松の実を食べるためだ・・」。
 なお「食」は原文では「口+食」である。山周の時代小説の中には、しばしば野鳥が登場しているようである。「あんなにも」と言うほどに、当時の人々にとってイスカの肉は美味しかったらしい。


2023/12/11
ヘラサギの相互ケア
◆ヘラサギのヘラのような特徴ある嘴だが、彼らの好物を捕食するには都合のいい長さと形状に進化した結果だろうが、さて、長い首回りの羽毛のケアや、かゆいところを嘴で掻くなどは、至難の業のようだ。コレは一昨年に撮れた画像だが、自力では嘴の届かない部位を、2羽のヘラサギが互いに相手をケアし合っている光景に遭遇。かなりの時間やってました、鳥もケアし合うのか・・ちょっと驚いた。

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