Diary
2025/12/11
単位としての「1光日」
◆こんな単位があると言う。なるほど、光が24時間の間に進む距離を言うか・・・と思いながら、ネット記事を読んだ。なんでも木星・土星を過ぎて太陽系を抜けたボイジャー1号が、もうすぐ地球から「1光日」の宇宙の地点に到達するそうだ。打ち上げは1977年というから、私はまだ20代ーあれから半世紀近く、宇宙空間を孤独に飛び続けている。ちなみに1光日は 25,900,000,000km とかや。無窮を指さす北斗の針・・・しかし、銀河の果てはさらに遠し。◆閑話休題(それはさておき)地上の話へ。最近古いPCやHDを整理していて、HPへ未搭載の鳥画像を1種発掘した。それと、今回の遠征で得た2種を合わせ、index掲載の撮影リストを昨日更新した。今年はやっとこ6種追加で219種なった。
◆サンカノゴイが予想外にデカいのと、なんとも伸縮自在ー長が〜く伸びる首に驚かされた次第。
2025/12/10
シジュウカラガン
◆前回のハクガンは飛翔姿は見られずに撤収したが、今回のシジュウカラガンは飛び出し姿が撮れただけでも、まぁケガの功名だったかな。今後はどちらも二度と見ることはないだろう。それにしても、誰が名付けたか知らないが、シジュウカラのような黒っぽい頭と白い頬から首のカラーから?と考えると、あまりに安直過ぎる気がするのですがね。またカナダガンとの違いを少し調べてはみたものの、十分には認識できないまま。
2025/12/08
雲と濃霧が大山を隠す
◆最近は鳥運に恵まれず、鳴かず飛ばずの日が続いているので、冬が本格化する前になんとか一発逆転を夢みて、山陰へ遠征に出かけてみました。情報に詳しい鳥友に幾つか助言をもらい、それが功を奏してシジュウカラガンとサンカノゴイ、今回は2種のnewfaceがゲットできた。◆他にナベズル・オオハヤブサなど、しかし噂のコクガンは見つけられず、あのマガンの群れの中に隠れていたのかどうか?残念なのは、マガンの群中にいるシジュウカラガンに接近困難で、いいシーンが撮れてないこと。それはまぁ、贅沢というものか。
◆米子道を走り鳥居トンネルを抜けると、視界が一挙に開けて広大な蒜山盆地の向こうに、大山の雄大な姿が望めるのだが、今日は行きも帰りも雲霧に隠れて何も見えず。この鳥居トンネルは、旧大山古道の「鳥居乢(dawa)」の直下にあり、その名の由来は昔ー多分今もあると思うのだが、信仰の山=大山を遙拝するために鳥居が立っていたことによる。さほどに古来大山詣での人々にとって、眺望の開けた峠だったのである。
2025/12/06
山へ川へー何かおらんかな?
◆荒天の後の雲一つない好天、林道に上がれば何かいるんじゃないかと、山2ケ所走ってみたが・・・何もいない。山が荒れて林道が長らく閉鎖になるまでは、ベニマシコはもちろんのこと、ハギマシコやカヤクグリ、イカル・ハイタカ・アカゲラやアオゲラなんかもにも、よく遭遇できていたのだが。ここ数年ですっかり環境も変わってしまった、彼らは何処に行ったやら。◆山を諦めてその足で水辺に回り、やっと例年の場所でオシドリやオナガガモを見る。キンクロやヒドリもいたが、カモ類の飛来はこれからが本場、しかし県北には浜なく広い沼沢もないので、偶然にも貴重種に遭遇するーそんな幸運はまず訪れない。
2025/12/04
庭の初雪ー冬は駆け足で
◆こんなに早い初雪は、記憶に引っかからない。早い年でも12月中旬、しかも雪花が舞う程度で積雪はまずない。これほどに積もる雪は、早くてクリスマス前後というのが、この地方の通り相場だろう。◆昨夜来から米子道は冬用タイヤ規制に、その上に県境トンネル付近で事故も発生したようだ。たまたま昨日ディラーから連絡ありて、明日はスタッドレス・タイヤへの交換に行くことにしていたので、タイムリーと言うべきかな。
◆今年はフジバカマの種を収穫しようと、綿毛になるのを待っているところへこの雪。刈り取って部屋干しした方がよさそうだ。
2025/12/01
何もかにも久しぶりに
◆幾つかの鳥情報を耳にして、週末久しぶりにフィールドに出かけてみたのだが、残念ながら全て空振りでゲームセットに。ハイイロチュウヒは未だ入らずで、結局チュウヒの雌・雄を見ただけ。中に足環を付けた個体が一羽いたぐらい・・・パッとしない一日だった。
2025/11/19
捨身飼虎を想い浮かべる
◆人家近くの柿木によじ登り、生き抜こうとする熊の親子の映像を、ニュースでしばしば見かけるようになった。周囲の安全のため即座の射殺はできないようだが、いずれはこの親子も緊急銃猟の対象になるのだろう。自然の摂理のままに生を営む親子熊の姿に、正直言って胸が痛むのを覚えるこのごろ。◆せめて・・・そこの柿だけでも、彼らに腹一杯食べさせてやって欲しいと思う。捨身飼虎という有名なお話があるが、もし。仏陀や尊者が飢えた熊の親子に遭遇したら、どうするだろうかとも。衣を脱いで身を熊の親子に与えようとするかしらん?「捨身飼熊(しゃしんしゆう)」とても私にはできないけれども。
2025/11/16
戦闘機とビンズイ
◆昨日、高度はかなりあったと思うけど、デルタ翼のジェット戦闘機が何度も盆地東部を旋回していた。一瞬だったが機影を見た。今日になって、どこかに出ていないかとネット検索したが、何もか引っかからなかった。岩国の米軍機の可能性が高いと思うのだが。中国山地を超低空で飛ぶ米軍のオレンジ・ルートとかなんとか、またぞろ始まったのでは?◆宅地隣の田んぼが休耕になってもう数年、自然に返りつつあるのだが、タンポポや雑草の種が西風にのって、知らぬ間に我が庭に着地。対応に苦慮する日々。隣が自然に返りつつあるせいかどうか、休耕田の上を走る電線にビンズイが3羽。わが家でビンズイを撮るとは、これまでは考えられんかった。
2025/11/07
短い秋になりそう
◆庭の山桜や富有柿の葉っぱが、紅・黄葉が進まないままにハラハラと枝から離れ、風に舞って落ちていく。長かった夏の猛暑が何らか影響していそう。山の秋を見つけようと、東部の渓谷に行ってみたのだが・・・鳥はいない。山径を下って麓の田園地帯を回り、やっとタゲリとジョウビタキとチョウゲンボウを見つけた。こんなに少なかったかなぁ・・・昔はもっと居たような思いが。
2025/11/03
「青春の蹉跌」は石川達三だが
◆青春だけでなく、朱夏や白秋、ちろん玄冬の世代へも、蹉跌はいつまでもついて回るものかと。ある人とのラインで、ふとそんなことを思った。























