Diary 


2021/06/01
サシバのペアリング成る
◆4月23日にサシバの渡来を確認してから、ずっとツガイ形成が気になっていて、時折り観察に出かけていた。杉の木のトップに止まっている時もあり、どこに去ったか姿を見せない時もあり、木立を背景にチラッと低空飛行を見せる時もあり・・だが、いつも独りぼっちのように見えた。5月いっぱいずっと心に引っかかっていたところ。
◆今日外出のついでに立ち寄ったところ、2羽のサシバが鳴き交わしながら、後になり、先になりしつつ、辺りを旋回飛翔する光景に出くわした。おお!やっと相方がやってきたか?それとも何処からか相方を見つけ、ここまで誘ってきたか?それにしても・・よかった・よかった。が、こうゆう時に限って、カメラを積んでいないもの。急いで家に取って返して、機材を積んで戻った時には、喜びの飛翔は終了していた。
◆PCに取り込んで画像を確認してて、一羽の胸腹模様が縦斑であることに気が付く。縦斑は幼鳥ってことらしいのだが、まさか今年生まれたばかりとは考えられない。昨年生まれの2年生か?さてさて、どうなんだろう・・・???


2021/05/30
念願のタマシギを見る
◆昨日の夕刻メールボックスを開いたら、Hさんからのタマシギ情報が届いていた。昨年、Hさんに県南のポイントを紹介していただき、案内までしていただいたタマシギ。しかしお願いした時期が幾分ズレていたことから、チラとも見ることができない残念な結果に終わる。
◆それから1年・・・今回のHさん情報にすかさず反応!さっそく今日県南へ向かうことに決める。ちょうど日曜で、休日のHさんが今回もご同行下さるとのことで、大船に乗る心地で7時15分に出発!Hさんとの落ち合い場所に9時ジャスト着到。
◆再チャレンジは大成功でした。Hさんには重ね重ね感謝!それにしても・・と思う。なんでこんな大きな目玉を獲得したのだろうタマシギは。他の多くのシギと異なって、タマシギは<タマシギ科>で独立した科で、オスの抱卵・子育てなど・・・改めて進化の不思議を思う。


2021/05/29
アオダイショウ
◆庭のど真ん中のナンキンハゼ、その足下にアセビが植わっているのだが、これにヘビが這い上がっているのを発見!何しにそんなところに?日本野鳥の会から買った巣箱を、ナンキンハゼに懸けてはや2年ほどになるが、これまで一度も野鳥の関心を引いたことがない代物。まさかそんな空の巣箱狙いとも思えないし?
◆1mはありそうなアオダイショウ、放っておいて家の周りをウロウロされても気色悪し。予て用意の<ヘビ排除棒=しなる竹の先に湾曲した太針金を付けたもの=自作>の出動で、長物を引っかけて敷地外へと放擲。結局、アオダイショウは道路脇排水路の蓋の穴から側溝の中へ消えた。◆クチナワ=ヘビ一般の古語?もしくは方言か?

2021/05/28
アオバズクは未だし・・・
◆まずアオバズクの確認に美作市へ東進、そこから西へ横一線に美咲町まで、ゆるりと漫遊してみた。どこも今季初めてのとこばかり。遠征したいところは2〜3あるのだが、とりあえずは足下の確認をしとかんと・・・。
◆美作市のアオバズクは見つからず、やはり県北への飛来は、南に比べちょっと遅いようだ。西進んで吉井川を渡り、53号線を横切って峠越え、二上山を横目に大垪和まで走る。例年にくらんべてブッポウソウの姿が少ない。トータルでも3羽しか確認できなかった。懸けられていた巣箱の数が、一時よりだいぶ減っていて、影響が如実に現われている感じ。
◆あちらこちらでホトトギスの声しきり。すぐ近くの茂みからの声で、じっと車からカメラで狙ってみても・・・こちらに飛んで出ることは稀で、飛び出てきてもファインダーの収めることは稀のさらにまた稀。蝉しぐれ−ならぬ<子規しぐれ>を十二分に堪能した。
◆数年前にこのあたりの山田で、サシバを撮ったことがあったのだが、どの後の遭遇はなかった。ところが今日、ブッポウソウを探していて、双眼鏡がサシバの姿を捉えた。動きから老成感のあまりない若い個体か?周囲のどこかで営巣してるはずなんだが・・・しかし周囲は緑滴る山また山。わからん。


2021/05/27
柚子坊
◆雨・・・・昨夜は曇天で皆既月食見えず、ザンネン。写真を撮ろうと、予め重い三脚を車から降ろして準備はしたのだったが、予報通りでした。ムネン。
◆ちょうど今、アゲハの終令幼虫が庭の夏みかんの木にいるんだが、雨の日はどうしているのか?探してみると、葉陰でできるだけ雨が当らないようにしているが、それほど雨を苦にしてる風はなかった。カワラヒワの巣立ち以来、スズメの子は落ちてくるわ・・ユズボウにカマキリの子どもにメダカの子、もうすぐアマガエルも湧いてくる。我が庭はまるで生命の爆発だ。


2021/05/26
市の中央線を北へ南へ
◆昨日のワクチンで、左腕の接種部分が若干腫れてる様子。腕を上げるとちょっと痛みも出てきた。とりあえずは他に副反応は自覚できないので・・・。
◆明日から天気が崩れそうなので、直近のポイント三つ四つを見て回ることに。市の南北中央線をまず北に上がり、サシバへ向かう。止まっていそうな箇所を見回したが姿見えず、しばらく待ったがダメ。前回2羽の飛翔を認めたのだが・・・どうしたのか?
◆引き返して中央線を南下し、神南備山麓のお寺に来るアオバズクはもうそろそろか?と訪ねる。が、例年昼間に止まって休む大木の枝や、近くの夏椿やカエデの木を探したが、まだやって来ていないようだ。
◆再度北上の途中に、市街地ビルの壁面にハヤブサが休んでいるのが見えたので、ビル直下へ車を回り込ませる。例年営巣するビルの壁面ポケット−落下防止用?フェンスに一羽。下からは見えないポケットの中をしきりと覗いている。カメラを向けていると、もう一羽がポケットの中から跳び上がってきて、フェンスに並んで止まった。
◆体躯の大きさから、後から姿を見せた方は♂で、ポケットをのぞき込んでいたのは♀と思われた。この雰囲気だと、すでにヒナが誕生しているはず。年によっては6月6日とか13日に巣立ちを確認しているので、今年の雛の巣立ちももうすぐ。
◆最後に、問題のコチドリが引き続き居るかどうか?見に寄ったところ、時折り小さな鳴き声を発しながら、前回・前々回と同じ場所に佇んでいる。どうやら、特定の個体と待ち合わせはしていないが、ここで配偶者になるべきお仲間の飛来を待つつもりのよう。


2021/05/23
いつもの場所にコチドリが
◆やって来た。ここ数年あの辺りでよく見かけていたが、2019年に農道のすぐ脇の、砕いたコンクリートの礫が撒かれたところにで、抱卵しているのを発見した。車に轢かれたものか・・2〜3日後には卵は消えていた。2020年ー去年は、地面に撒かれた石灰が固まっている中で抱卵、数日は4個の卵を抱えていたのだが、これも消失してしまう・・ヘビかイタチにでもやられたか?
◆そんなこんなで、ことしも懲りずに姿を見せるのでは?と、半ば期待しつつ、半ば<ここは諦めて来ない方が・・・>と複雑な気持ちで見ていた。ところが、やっぱり今年も姿を見せたコチドリ。まだ単独だが・・・またこんなところで、卵を産むつもりだろうかと心配しているところ。
◆天気も良し−今日こそカワウ調査の最終日にしようと、17時半から19時過ぎまで苦行する。夕方には遠くの那岐山頂上が西日にくっきりと映え、天空には大きな月・・・13夜ぐらいかと思いながら撮ってみた。


2021/05/18
コーヒーの花咲く季節
◆平年より20日以上も早い梅雨入りは、野鳥の生態にーとりわけ巣立ちを迎えた雛たちと餌を運ぶ親鳥たちには、少なからず影響がないだろうか・・・と、カワラヒワの雛が我が庭から巣立っただけに、いささかの気がかりあり。ところがどっこい、裏の畑越しにある藪から突き出た枯れた竹に、5羽のカワラヒワが集っている光景を確認、羽根をばたつかせながら親鳥から餌をもらう雛の姿が見えた。特定はできないが・・ほぼほぼ我が庭で誕生したご家族に間違いないと思われた。小さな野鳥とはいえ、少々の環境変化などにはへこたれない強靱さを感じさせてもらった。
◆鉢植えのコーヒー木2本が大きくなりすぎ、冬越しに困るようになってしまった。なんとかこの冬は越せたが、スケスケのかなりみすぼらし樹形になって、根詰まりを起こして樹勢もよろしくない。もう今年は諦めて・・・と思っていたら、1本にけっこうたくさん花が咲いていることに気が付いた。豆の収穫はついこの前だったのに、開花が早すぎないか?いやいや、ずっと育ててきて、夏が過ぎて開花した年もあるような・・
◆とりあえずは、花咲く木はそのまま水やり継続として、もう1本(この冬2〜30粒コーヒー豆がなったのはこちら)残念ながらボツにすることに。それでもと思い、試しに枝先をカットして挿し木にしてみた、付くかどうかは不明。もし根付くけばまた育ててみようか・・・。


2021/05/15
全員巣立ったーやれやれと
◆庭の木に営巣のカワラヒワ、書斎からしか観察していなかったので雛の実数は不明、だがなんとなく4羽かなと思っていた。12日ごろ押し合いへし合いしてた巣に、少し余裕ができたか?と感じ、後で考えるとこの時一羽は巣立ってたかと。
◆13日午前中に見た感じでは3羽?と思っていたら、夕刻には2羽しかいないような巣に余裕感。この間に一羽巣立っていたか?14日の午後には、<一羽しか残っていないか?>って感じがしたところ。
◆そして今日、朝方は確かに雛がいたのだが、昼頃帰宅してスコープで見ると、雛の姿が全く見えなくなった。おお!ついに皆さん、無事に巣立っていきましたか・・よかったよかった。と安堵しておったところ、なんと!庭をウロチョロする一羽の雛を発見してしまいました。
◆巣から飛び出たものの、我が家の敷地から脱出できていなかったようで、それからが大変です。切迫感漂う雛と親鳥との鳴き交わし、親が去った後の心許ない雛のピーピー、ほどなく雨も落ちてくる空模様・・こちらも、どうなっているかとそっと窓から覗いてみたり。庭の木に野鳥が巣作りすると、いつもこんな事態になる−これが心臓によろしくないですね。
◆いま17時25分ですが、雛がいた場所を見ると姿がないので、そっと確認に出てみました。ぐるぐる辺りを探索したが、見つかりません。どこかで鳴いていないか耳を澄ませてみましたが、聞こえてきません。敷地外の自然になんとか出たようです。確かに出たと思いましょう!−そんな感じ。
◆今日昼前に外出したのは、カワウ調査の関係だったのですが、その帰り道でコウノトリを見かけた。田圃にトラクターが入って<代掻き>をしている側に、アオサギやチュウサギと違い、黒羽根を持つ大型のさぎ?いやいやあれはコウノトリとすぐに気付く。田邑にいた個体か?後で画像から足輪のカラーを確認したところ、予想通り昨年12月から田邑に居着いている♀のコウノトリだった。どこからか♂が来てくれるといいのだが。


2021/05/13
カワラヒワー明日はお発ちか?
◆庭のウラジロガシの枝に営巣のカワラヒワ。最近は餌を運ぶ親の警戒心がとみに高まり、庭の隅で草むしりをしていると、警戒色を帯びた鳴き声に変わり、なかなか巣に向かわない。そのため、作業を止めて家の中へ撤収。そうしてやると安心らしい。
◆雛はだいぶ大きくなって、頭にホヤ〜とした産毛は残るものの、羽繕いをしてみたり、巣から身体をはみだし糞をしたり、巣の側の小枝に昇って羽根をバタバタ。しきりと小さく鳴き続けることも・・・どうやら、雛の巣立ちも近いのではと。
◆エナガ団子( エナガの雛が一本の枝に押し合いへし合い並ぶ姿) はかわいい。しかし、だいたい我が庭で巣立つ鳥の雛は、あちこちに散らばってしまい、その収容にいつも親が苦労している。声を涸らしながら一羽一羽雛を確認しつつ、だんだんと裏の畑地や竹藪に誘導して行く・・・それが常態。
◆明日巣立つとすると、ひとしきりカワラヒラの鳴き声が、我が家の周囲に響くことになるだろう。とりあえずは雛全員が無事に、自然の茂みにたどり着けるよう祈りたい。

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