Diary 


2021/06/20
未明に啼くホトトギス
◆未明にホトトギスの声を聞く。裏山の斜面の木立を渡っているようだ。そういえば最近めっきり・・・ツツドリ以外の杜鵑類−カッコー・ホトトギスを撮ってない。追いかけて撮るのはほぼ不可能、地道な情報収集・的確な読み、それに忍耐が揃っても、なお難しいなぁ・・などと思っていたら、うとうと・・・。
◆車で家を出ようとし、ふっとドアミラーにアマガエルが乗っていることに気が付いた。ありゃまぁ。わが領土内の住人を外地に放り出して、途方に暮れさせるわけにもいかず。そのままバックして庭に落としてから、改めて発進する。
◆先日アオバズクを見に行ったアジサイ寺、以前は昼間眠そうな目で夏椿の中によく居たのだが、今年は鐘撞き堂奥のモミジの茂みで、じっと人目を避けているようだ。以前庭の隅に夏椿の苗を植えたことがあるが、一度は花を付けたものの結局根付かずに終わった。


2021/06/19
想定外だったサシバの雛
◆え!雛がいるって?ほんと驚きましたデスネェ。まだまだ抱卵中と思い込んでいたので、ビックリでした。営巣木は分かったうて、親鳥の営巣木への出入りも見てきたのだが、まさかもう雛が・・・白っぽい幼鳥が3羽、今日確認できました。ここ数年来で初めて。
◆やっぱり一人の目2つよりは、二人の4つ目、三人の6つ目ですなぁ・・・今日は、県南からM・Fお二人さんと連れなって、マイ・フィールドを回ったところ。重なった枝葉にカモフラージュされてて、こちらからは見えない−見えるはずがないと、ずっと思い込んでいたサシバの巣。ところが僅かな枝葉の隙間から、白っぽい羽毛の雛の動きが−しかも3羽も−見えたのでした。
◆7〜8年は観察を続けて来ての、初めてのサシバ雛の確認には、実に感慨深いものがあり。サシバ夫婦と、M・Fさんに感謝感謝。


2021/06/10
コチドリの営巣場所
◆これまで2回の失敗を見てきた営巣だが、いずれも同じ個体?なのだろうか?それとも、この場所や取り巻く特有の景観のなかに、飛来するコチドリたちに<営巣適地>と幻惑させるものがあるのだろうか・・・
◆上空にトビの気配を感じると、そそくさと巣を離れて物陰に隠れ、危険が去ったとみるとチロチロ・チロチロと巣に戻ってくる。卵の数は不明だが、ツガイ確認から2〜3日程度なので、一つか二つかと。最終的には4個まで抱えるのを見たが、結局車に潰されたらしい年あり、何者かに奪われた−たぶんカラスかトビか、はたまたヘビか?年もあった・・のである。
◆こんな経緯を見て来た者としては、正直言って暗い予感がするのだが・・・


2021/06/9
マイ・フィールド見て回り
◆あじさい寺のアオバズクを皮切りに、中軸線上のマイフィールドをMさんと回ってみた。アオバ−ハヤブサ−コチドリ−サシバの順に北上。アオバズクは保育園児の遠足にかち合って、想定外に時間を食ったが、なんとか撮れる場所に止まってくれて、やれやれ。
◆アルネのハヤブサは、定位置のビルの大屋根にも、営巣場所の壁面ポケットにも姿なし。訪れた時間がマズかったようだ。
◆お次は、田圃地帯の真ん中の畑に飛来するコチドリ。これまで2度3度と卵を抱くも、子育てに失敗し続けている場所。先月23日に飛来を確認して、その後ずっと単独だったのだが、2羽に増えているのを7日に見ている。どこかに・・と探していたら、なんと地面に蹲っているコチドリを発見!抱卵が始まっております。ここは難しいと思うけどなぁ〜
◆中軸線の最後はサシバだが、最初に発見したのはMさん。着いて間もなく、一羽が上空を飛んでました。これまでの観察で、ツガイ形成ができたことは確認。今日は2羽が山肌や上空を旋回・飛翔を繰り返し、断続的に樹冠に止まり営巣木への出入りを見せるなど、サービス満点のディスプレー飛翔に!


2021/06/08
アカショウビン情報に誘われて
◆そろそろサンコウチョウやアカショウビンなどの声を聞きに、東部の山間地帯へ足を向けたいところ・・と、ここに書いたのが6日だが、虫が知らせた?というか−昨日、M市のK氏からアカショウビンの情報が!今季初めて。とりあず周辺の状況見聞に、今日出かけることにする。
◆T氏にI氏も加わり3人で、想定されるポイントを幾つか回り、走行中も速度を落とし耳を澄ませてみたが・・・アカショウビン・サンコウチョウの声は聞こえず。成果と言えば、以前サシバに遭遇したポイントで、今年も飛来が確認できたことぐらいだった。
◆一昨年に初めてアカショウビンが現われたのは、6月も下旬だったので、比べればかなり早まったとは言える。どこか良い営巣場所を見つけて、あの辺りに留まってくれるといいが。あのあたりへは今季初めて入ったのだが、いつもの場所にモリアオガエルの卵が異常に少ない。見たのは一塊りだけ、どうしたのかと思う。多くが産卵場所を変えたのだろうか?不審。
◆田植えが終わった家近くの田圃に、ゴイサギが2羽餌取りに来ていた。何を食べているのか気になったが、はっきりわからない。画像で見るかぎりオタマジャクシのようでもあり。


2021/06/06
やっと来ました・・アオバズク
◆中国雲南省の西双版納から北上して、今や省都昆明を衝く勢いのアジナゾウ集団の動きが気になり、外信を注視しているところですが・・・私的には、先週半ばに親戚に葬儀があり、コロナ禍の緊急事態宣言下では通常の通夜・葬儀が執り行えず、喪家は大変なご苦労をされてました・・・デスネ。
◆閑話休題(それはさておき)、気に掛かるのはマイ・フィールドのその後の状況。今日は近くの4ポイントを回ってみた。
○サシバ・・・♂は確認、想定する営巣木へは入らず。
○チドリ・・・単独、未だ相方はいない様子。
○ハヤブサ・・・営巣ビルの壁面に2羽、雛はまだ巣の中か?
○アオバズク・・・飛来を確認、時期的には平年並みかと。
◆そろそろサンコウチョウや、アカショウビンなどの声を聞きに、東部の山間地帯へ足を向けたいところ。


2021/06/01
サシバのペアリング成る
◆4月23日にサシバの渡来を確認してから、ずっとツガイ形成が気になっていて、時折り観察に出かけていた。杉の木のトップに止まっている時もあり、どこに去ったか姿を見せない時もあり、木立を背景にチラッと低空飛行を見せる時もあり・・だが、いつも独りぼっちのように見えた。5月いっぱいずっと心に引っかかっていたところ。
◆今日外出のついでに立ち寄ったところ、2羽のサシバが鳴き交わしながら、後になり、先になりしつつ、辺りを旋回飛翔する光景に出くわした。おお!やっと相方がやってきたか?それとも何処からか相方を見つけ、ここまで誘ってきたか?それにしても・・よかった・よかった。が、こうゆう時に限って、カメラを積んでいないもの。急いで家に取って返して、機材を積んで戻った時には、喜びの飛翔は終了していた。
◆PCに取り込んで画像を確認してて、一羽の胸腹模様が縦斑であることに気が付く。縦斑は幼鳥ってことらしいのだが、まさか今年生まれたばかりとは考えられない。昨年生まれの2年生か?さてさて、どうなんだろう・・・???


2021/05/30
念願のタマシギを見る
◆昨日の夕刻メールボックスを開いたら、Hさんからのタマシギ情報が届いていた。昨年、Hさんに県南のポイントを紹介していただき、案内までしていただいたタマシギ。しかしお願いした時期が幾分ズレていたことから、チラとも見ることができない残念な結果に終わる。
◆それから1年・・・今回のHさん情報にすかさず反応!さっそく今日県南へ向かうことに決める。ちょうど日曜で、休日のHさんが今回もご同行下さるとのことで、大船に乗る心地で7時15分に出発!Hさんとの落ち合い場所に9時ジャスト着到。
◆再チャレンジは大成功でした。Hさんには重ね重ね感謝!それにしても・・と思う。なんでこんな大きな目玉を獲得したのだろうタマシギは。他の多くのシギと異なって、タマシギは<タマシギ科>で独立した科で、オスの抱卵・子育てなど・・・改めて進化の不思議を思う。


2021/05/29
アオダイショウ
◆庭のど真ん中のナンキンハゼ、その足下にアセビが植わっているのだが、これにヘビが這い上がっているのを発見!何しにそんなところに?日本野鳥の会から買った巣箱を、ナンキンハゼに懸けてはや2年ほどになるが、これまで一度も野鳥の関心を引いたことがない代物。まさかそんな空の巣箱狙いとも思えないし?
◆1mはありそうなアオダイショウ、放っておいて家の周りをウロウロされても気色悪し。予て用意の<ヘビ排除棒=しなる竹の先に湾曲した太針金を付けたもの=自作>の出動で、長物を引っかけて敷地外へと放擲。結局、アオダイショウは道路脇排水路の蓋の穴から側溝の中へ消えた。◆クチナワ=ヘビ一般の古語?もしくは方言か?

2021/05/28
アオバズクは未だし・・・
◆まずアオバズクの確認に美作市へ東進、そこから西へ横一線に美咲町まで、ゆるりと漫遊してみた。どこも今季初めてのとこばかり。遠征したいところは2〜3あるのだが、とりあえずは足下の確認をしとかんと・・・。
◆美作市のアオバズクは見つからず、やはり県北への飛来は、南に比べちょっと遅いようだ。西進んで吉井川を渡り、53号線を横切って峠越え、二上山を横目に大垪和まで走る。例年にくらんべてブッポウソウの姿が少ない。トータルでも3羽しか確認できなかった。懸けられていた巣箱の数が、一時よりだいぶ減っていて、影響が如実に現われている感じ。
◆あちらこちらでホトトギスの声しきり。すぐ近くの茂みからの声で、じっと車からカメラで狙ってみても・・・こちらに飛んで出ることは稀で、飛び出てきてもファインダーの収めることは稀のさらにまた稀。蝉しぐれ−ならぬ<子規しぐれ>を十二分に堪能した。
◆数年前にこのあたりの山田で、サシバを撮ったことがあったのだが、どの後の遭遇はなかった。ところが今日、ブッポウソウを探していて、双眼鏡がサシバの姿を捉えた。動きから老成感のあまりない若い個体か?周囲のどこかで営巣してるはずなんだが・・・しかし周囲は緑滴る山また山。わからん。

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