Diary
2021/03/17
クマタカ家族の観察
◆温かく晴れ渡って、山岳部の観察にはもってこい。その後のクマタカ家族の動静が気になって、さてどんな具合か・・そろそろ若鳥の追い出しが始まるか?行ってみると、若鳥の方はいつものスリバチ谷のモミの木に、チョコンと止まっている。遠う目には全体が白っぽいので、山肌を探していくとすぐわかる。まだ親からの追い出しはない?みたいだが、いずれ親は餌若鳥の面倒を見なくなるのだろう。◆若鳥のいた場所から2〜3km離れた地点で、親鳥2羽が稜線に見え隠れしながら一緒に飛んでいた。この前の観察で左翼の羽根に一部欠けている方が♂、もう一羽の方は右翼の一部の羽根に欠けが見え、とりあえずは♂♀の判別ができた。やはり猛禽類によくある−♀の方が体長が大きく見える。
◆前回の交尾ポイント付近の上空で旋回後、♂がかなり派手なディスプレー飛翔を展開してくれた。
2021/03/15
霞か雲かーいや黄砂じゃないか?
◆定期点検と冬用からのタイヤ交換を兼ねて、車の販売店に行く時に気が付いた。家を出て走り出すと、遠くの田園風景がかすんで見えた。昨日から今日へと気温が上昇、近くの桜の蕾も急速に膨らみを増したようだし・・・春霞か?それとも・・そろそろ黄砂が飛んでくる時季かなぁ〜。そう思って、今日は車屋さんと眼医者さんと二つこなしたのだが。◆帰ってネットを見ていると、<過去十年で最悪の黄砂・視界300メートル・北京15日><明日16日には日本海側に飛来か>との見出しが眼に入った。北京の黄砂については、芥川に面白い小品があるが・・・この話はまた別に機会にでも。
◆とにかくネットのニュースで思ったのは、<河北地方への黄砂の飛来は何も15日に始まったことでなかろう。><北京を含む河北地方の黄砂の一部は、すでにこの列島に到達しているのではあるまいか?>ということでR。
2021/03/13
冬のカミナリ
◆昨夜はこの時季には稀な雷雨、風も強く荒れ模様だったが、それでふと気が付いた。まさか、ヒキガエルはこの雨を予感してたわけじゃないわなぁ・・・。饗宴場所は僅かながら湧水のある場所で、水は道路脇の水路に注がれて、例年だと水路に多くの卵がったのだが・・・今年は湧水場所に集中していた。◆そこから溢れ出た卵のチューブが、水気のない斜面を伝って流れ出ていたが、受ける水路に水は溜ってないのが不審だった。雷雨をヒキガエルが予感していたかどうかはわからないが、とにかく昨夜の雨は彼らにとって幸運だった。まぁ・・あれだけ大量に生んでも、多くのものは自然に淘汰されるだろうけれど。
◆モリアオガエルも、その下に水溜まりがある−という条件から、そこに卵を産み付けるわけだが、天水にたよる場所ではミスることもままある。また、モリアオガエルにとっての予定調和を、ヒトが勝手に壊すこともある・・・。彼らにとっては生を繋ぐことは、常に甘くはないことがわかる。
2021/03/11
天気は明日から下り坂
◆との予報を朝方ラジオで聞いて、そうか・・今季のラストチャンスかも−と考え、オオワシを見に行くことに。結果はオオライで観察はできたものの、シャターが切れるほどには近づいてくれず、観察のみにて終了。観測定点をご指南いただいたMさんに感謝・感謝。来季に期待しよう!◆ついでに湖面を見てまわる。時期的には冬の水鳥はほぼ終わりだが、草を食むアメリカヒドリ、♂が夏羽移行中のハジロカイツブリ、大きな二枚貝を丸呑み?するキンクロ♂・・そんなところで本日終了。