Diary
2022/03/11
巣作り放棄か?
◆再度飛来したコウノトリだが、地域の方から<どうも巣を作ってるような・・>との話が伝わってきた。?冬も終わりごろで、繁殖行動に入る野鳥は少なくないが、ツガイとなるべき♂はいないはずだし、それで営巣行動を始めた?本当だろうか。◆そんなわけで、どれどれと確認に行ってみた。今回も前年と同じ電柱に止まっており、営巣を始めるとするとあの電柱だろうと推測。付近の池や、山際に入り組んだ田圃や畝、水路なども注意しながら捜したが、コウノトリは見当たらない。どこに行ったか?
◆目当ての電柱が視界に入ってきたが・・いない。ありゃ、どこにいるのか??巣をしてるようだとの話は・・と電柱を見ると、何やら枯れ草の塊のようなものが。2月26日の確認時には、足下にあんなモノはなかったはず。そう言えば、あの日地面で何か枯れ草様のものを咥えていたような気も??
◆他の野鳥ーたとえばカラスなどが、枯れ草を集めたとも思えない。その時撮った画像を再確認し、地域の方の話を合わせると、どうやら営巣行動をしていたと考えて間違いないようだ。♂がいようといまいと、自然の呼び声に応えた若い♀の、本能的行動だったのだろう。
◆ところで、さて、彼女は巣作りをなぜ途中止めしたのか、そして何処へ行ったのだろうか?( 巣材はもっと固い枝とか‥そもそも選択ミス・構造ミスがありそうなのだが。)
2022/03/01
HP更新−ほとんど1年ぶりの感
◆150種を越えたあたりから、なかなかNewfaceに遭遇できなくなった。鳥を撮りはじめて数年、手当たり次第にシャッターを切って、どんどん<撮果>が伸びていた頃が懐かしい。◆昨年の大晦日にヤマセミ動画をアップしたものの、今回の鳥種追加は昨年6月以来で、実に8ケ月ぶりの更新になった。200種の大台もやっと見えてきたかと・・これも一重に、いろんな方々のご厚意やご支援のたまものと感謝。
2022/02/28
吉井川筋を下る
◆最近は山地系の観察ばかり続けたので、予定を変更して今日は久しぶりに吉井川筋を下ってみることに。この冬は水鳥の飛来が圧倒的に少ない。川中の堆積土砂を除去したり、河岸に生い茂った雑木が切り倒されて、見通しが良くなり過ぎたせいか?また、雪がよく降るわりに、水量が意外と少ないせいもあるのか?◆カワアイサ・キンクロハジロ・ヒドリガモ・オナガガモ・オシドリといった水鳥の他にも、岸辺近くの田圃でチョウゲンボウ、河川敷や堤防土手でモズ・ウグイス・メジロ・シロハラ・エナガ・ツグミなどなど・・
◆最近お目にかからなかった<ハチジョウツグミ>、今日は十二分に堪能できた。ツグミの亜種で八丈島で最初に発見されたことで、この名がついたようだが。いやいやそうではなくて、八丈紬の黄八丈の色から来ているとの説もあるらしい・・・
◆画像はハチジョウヅグミと、見返り美人系の<シロハラ>と、何かを狙ってちょうど舌をだし<メジロ>の三枚。
2022/02/27
クマタカ若の三態
◆未だに辺り構わず、ピーピー鳴くこともしばしば。しきりと上空を見上げて、親の姿を探す素振りを見せる。また、トビやカラスに対する警戒の仕草とも言えようか。
2022/02/26
コウノトリは前回と同じ個体
◆昨日県北ローカル紙のT記者から連絡があって、前回と同じ市内の地区にコウノトリが再度飛来して、池の畔で目撃されているが・・とのお話。フ〜ム、また来ましたか。2020年の12月に飛来してきて、一冬を過ごして2021年の田植え時に、市内の別の地区で姿を見たのだが、その後情報は聞いてなかった。◆それと同一個体か、新たに別の個体が飛来したのか?とりあえず目撃情報のあった池まで確認に。池の周囲に居なければ、周辺の小径を東西南北シラミ潰しに走って・・と考えていたら、なんと!前回飛来時に初遭遇した電柱に、悠然とコウノトリが止まっておりました。
◆んで、とりあえず両足に付けてある足輪の確認を・・・なんと!前回のコウノトリと同一個体だった。永住するつもり?かどうかはわからないが、それには配偶者となるべき♂が飛んで来ないことには・・・。
2022/02/25
児島湖岸へ
◆我がHPの<撮果リスト>未搭載の種−このところパタリと搭載が止まって居るのですが−これを気に懸けていただいたYさんから、親切にもお誘いを受けました。ほんとうにありがたい。ただし、何分にも野鳥は生ものなので、昨日居たから、さっき居たけどと言っても、そのまま居続けるとは限らないもの。ただただ天運というか、鳥運を祈るのみ。◆Yさんに加えて、地元の鳥情報に精通するFさんの助力も得て、ホオアカ・シベリアジュリン・ムネアカタヒバリの3カ所を案内していただきました。ホオアカはバッチリ!シベリアもオオジュリン系を大量に撮した中に、PCで画像拡大して検証したところ、嘴や足の色などの特徴からシベリアジュリンと断定できる個体が多数含まれていた。
◆問題はムネアカタヒバリ。同一個体を追跡していたFさんの画像で、撮影時の画像確認で<ムネアカ>と判断したのだったが・・私の撮ったSonyのコンデジを、PCに落として再確認したところ、ムネアカとは確証が持てそうもない画像で、ただのタヒバリ?に見えてしまいそう。一応その画像をここに掲載しときますが・・・疑問。
2022/02/23
段々と精悍な顔つきに
◆天気予報は曇天でも大気の動きの少ない午前中は、意外と晴れ間も続くことも。そんな今朝の空模様を見て、最近気になるポイントの・・さてどっちのフィールドに向かうか、東するか西するか、はたまた北するかで、結局北にハンドルを切る。◆山の斜面の木々に残雪多く、なかなか見つけられなかったが、なんとかクマタカ若を発見。前回地点より10mほど離れた松の枝に止まっている。こちらの足下は積雪のため、車での接近は諦めて、急いで三脚を出してカメラをセット、これを担いで雪を踏んで・・・どこに立てようか。なんとか三脚を安定させ撮影モードを決めて、さぁ!と3枚ほど切ったところで、あららぁ〜早くも飛び始める!
◆こりゃ今日はこれで終わりか−と思ったが、しばらく待っていると、元の位置近くに回帰してくれたり、上空を見上ってピーピー鳴き続けてました。その後20mほど移動した先に、どうやら親が餌を置いていたらしく、嘴の回りをモフモフにして、しきりと何かを食べている様子を確認。
2022/02/20
覆う雪雲・・つかの間の陽光
◆ほんと今年は雪多く、本日は風も強そうなのでフィールドを断念して、カーリングの決勝を見ながら、庭にシロハラの出現を待つことに。昨年庭にやってきたシロハラとは、多分に同一個体とは思えないが、庭のコケを剥がして土中の生き物−ミミズ狙いかと−を捜した痕跡あり。◆昨年同様にネーブルを半割りにして、庭の隅に置いてみたところ啄んだ跡が明瞭。しかも賑々しくやってくるヒヨドリ以外に、シロハラの隠密行動もチラチラと、昨日やっと確認できた。そこで、予めネーブルに向けカメラをセット、敏感なシロハラに気付かれないようリモートで撮ってみた。
2022/02/12
オジロワシー鳥取へ
◆Mさんに何度も事前リサーチをしてもらって、後は峠越えの積雪と空模様待ちだったオジロワシ観察ですが、南岸低気圧が東進したのが好影響?10日から好天に恵まれたので、路側に残る1m越えの雪の壁を11日に抜けてきました。◆MさんIさんと私と目玉は6つあったのですが、なかなかオジロワシの姿が見つからず、いつも止まっているポイントの幾つかにも姿なく・・でも、やはり最初の発見はMさんでした。かなり距離があり、朝方の重い空気と陽射しの関係で、私はなかなかスコープでも見えず。最近は若干目のかすれが気になっているのだが・・・
◆それでも、突然カモたちが騒がしくなり、水面に降りて魚を掴んだようで、遠い山肌の落葉喬木に止まって、食べ始めた様子を遠望できた。それ!って言うんで、湖畔の道路を止まり木が見えるポイントを探しながら進む。なんとか撮れそうな−と言ってもかなり距離アリー位置で、飛び出して旋回するオジロワシを撮ってみた。
◆フ〜ム・・・<我 日暮れて道なお遠し>の感アリ。