Diary
2022/04/19
サシバをやっと確認
◆2017年は4月13日、2018年は4月16日、2019年は4月11日、2020年は4月15日、2021は4月23日といった具合に、例年サシバの渡来を確認してきたので、さて今年は?と気になっていたところ。これまで3度ほどミソサザイ観察のついでも含め、現場に通ったのだが・・・◆今日やっと、鳴きながら辺りを旋回する姿が確認できた。昨年は誕生した雛3羽とその成長過程も、初めて観察できたところなので、今年も大いに期待!全国的に渡来するサシバの繁殖環境が、どんどんと悪くなっているだけに、ここの環境がなんとか維持できていけるといいのだが。
2022/04/17
小癪なシギ?
◆一昨日の晩方、小癪な?珍しいシギが100羽規模で規模で、県南の田圃に飛来ている!との情報をもらう。ダイシャクシギ・チュウシャクシギは耳に馴染むが、コシャクシギの話は初耳!ある鳥説には、<数少ない旅鳥、春秋に海岸に近くの草原や農地に飛来、九州では比較的観察例があり、鹿児島県で20羽以上の群れが見られたことも>とある。◆Mさんのお仲間のIさんやNさんのレポを頼りに、昨日県南の田圃へ小癪なシギたちを見に行ってみました。何分にも△の二辺の地道を走るもので、高速繋がりで鳥取や米子へ行くより、はるかに距離も時間もかかるのが老体には堪えます。
◆その甲斐あって、コシャクシギに初お目見えさせていただけました。一昨日いらいの観察では、多いときは140羽を数える大集団になったらしいが、最初私が見たのは7羽のグループで、後このグループが加わったと思われる40羽ほどの集団、結局残りの100羽ほどは、すでに他所へ移動していたか。
◆久しぶりにムナグロを見る。県北では珍しいので撮っておいた。
2022/04/12
コマドリ
◆昨年はいろいろ情報をもらいながら、撮り逃してしまったコマドリでした。なかには山間地帯を通過する個体も、なくはないと思うのだが・・・聞こえてくるのは比較的海岸線に近い県南部や山陰方面。昨年は鳥取東部へ走ったが、結果はくだんの如し。◆今季もそろそろかと思っていたら、鳥取東部は未だし・・鳥取西部で観察情報、次いで県南部から<いた!>との朗報が。さてさて北せんか?南せんか?と幾分迷ったものの、とりあえずは近場で勝負と、県南へと針路を取ったところ。
◆とてもよく鳴いてくれていたので、すぐに見当はついたのですが、何分にもブッシュの中なので、邪魔な枝葉を外すことに苦戦。しかもレンズの選択ミス(結果としては100〜400mmズームの方が適切だった)もあって、画像は・・思ったほどの成果は上がらなかったが、まぁよし。
2022/04/10
Y滝のミソサザイ
◆今日はこれまでやったこともなかった力業を、思い立ってミソサザイで試してみました。200〜400mmズーム+エクステンダー1.4×5DWの結果が、コレになりました。う〜む・・・
2022/04/06
気が付けば はや4月
◆あちらこちらのソメイヨシノは、既に散り始めているようだが、我が庭のヤマザクラの蕾は未だ固し。視界に入る山の斜面のヤマザクラは既に満開の装いだが、野鳥が運んで来た実生木なので、なぜ庭のサクラがかくも遅咲きなのかは・・神のみぞ知る。◆3月末から何度かフィールドを回って、ヤマセミ・クマタカ・ビンズイ・ヒバリ・ミソサザイなど観察できたが、いいシーンには恵まれず。特に、昨年秋から観察を続けているヤマセミつがい、彼らの求愛給餌が見えるかと期待した3月だったのだが、見逃してしまった。
2022/03/22
カワガラスの雛
◆昨日Mさんに教えてもらったカワガラス、巣立った雛たちに親が餌やりの大わらわだったそうで、予報通りに午後から天気回復したので、早速見に行ってみた。いたいた、4羽かと思って撮ったのだったが、後で画像を確認すると3羽しか写っとらん。?見間違え?思い込み?◆3羽にせよ4羽にせよ、カワガラスの親は大変だわ。雛の旺盛な食欲に、親は休む暇なく餌とりにアセダク。餌の種類も水中の羽虫からトビケラの幼虫、小さなゴリのような小魚まで、水中の生き物ならなんでもありの感。その分雛の成長も早そう。
◆帰途にヤマセミの狩りを目撃した。これで4度目かな・・。
2022/03/16
ツワモノどもの夢の跡
◆ヒキガエルたちが毎年繰り広げる大饗宴、2022年はその日が3月15日だった。運良く前日の14日にその兆しを感じ、大混戦・大狂乱?を今年はじっくり観察できた。山陰地方だけでなく、従来のニホンヒキガエルに相当数のアズマヒキガエルが、岡山県にも参入しているようだし、その交雑種?と思われる個体もいたかと。◆宴の後の水溜まり。大量の透明なチューブのなかに、これまた大量の黒い卵が産み落とされている。その後集まっていたヒキガエルたちは四方八方に散って、自然の呼び声に反応して来年の今頃、またここに結集して来るのだろう。
◆卵に埋まった水溜まりの中から、なぜか居残ったヒキガエルが一匹だけ、物憂げな顔を出していた。
2022/03/15
本日 宴たけなわ
◆昨日の様子から、今日が大宴会日だろうと予測した通り、ニホンヒキガエルのみならず、どう見てもアズマヒキガエルと思われる♂♀−合わせるとどうだろう、正確にカウントしてないが、30〜40匹はいたように思われる。一体どこから集まって来たのか、誠に不思議な光景。年に一度のヒキガエルの大イベント、幸運にも遭遇できたのは今回で3度目。◆昼過ぎに現場を撤収したが、斜面の上の方からボロボロ転がって落ちてくるのもいて、集会参加者数はその後も増えていったかもしれない。中には力尽きて頓死するものも。
2022/03/14
俗に言うところのカエル合戦
◆温か続きの日に加えて、今日は願った叶ったりの昨夜の雨、ヒキガエルの集会がいよいよ始まるのでは?かかりつけのクリニックで定期診察を受けた後、その足で集合場所を覗いてみた。エンジンを切って耳を澄ましていると、グー・グー?というか−籠もったような鳴き声が!こりゃどこかにいるぞ!と辺りを見回していると、斜面の上から一匹のヒキガエルが滑り落ちて来た。◆♂だなぁコレは。と、この個体ではなく、別の方角から低い鳴き声が聞こえる。いるいる・・さて、どこに?声のする斜面の上にあがったり、水溜まりをさがしたり。結局ペアリング中のもの2組と♂だから−5匹確認できた。とりあえず<魁け・先行組>といったところだろう。
◆たぶん今晩から明日にかけてが、大饗宴の真っ只中となるのではないかな。今年は予想が的中した。雨がもう少し欲しいところ。
2022/03/12
年に一度の大饗宴
◆5年ほど前にたまたま出くわした<ヒキガエル>の大集会というか大饗宴と言うか・・。年に一度どこからともなく、数十匹が一所に集まってきて子孫を残すミーティング。そんなことがあるんですなぁ。驚きました。2017年が3月18日、2019年が3月12日。◆この集会をすっかり忘れてる年もあるのだが、例年3月の10日過ぎると、集会場所へ行ってみるようにしている。が、饗宴日がズバリ的中した年はこの2年だけ、宴の後の大量の卵が残されていた年が2回、湧き水や湛えた水が枯渇して、卵の大量死が起きた年が1回あった。
◆今日現場へ行ってみた。今年はまだのようだった。この一週間内には、もう一度行ってみようと思う。帰途小鹿に遭遇した。グループからはぐれたのだろう、なんとも小さいくかわいい。さほど慌てる様子もなく、ゆっくりと急な崖を降りて茂みの中に消えた。