Diary 


2023/10/12
キアゲハのサナギと奇妙な玉玉
◆今年の野鳥写真展、曇ったり時雨たり−この連休は天気に恵まれなかったけれど、無事に閉幕できて安堵。昨年まで期間を6日間でやってたところを、諸般の事情で今年は2日短縮の4日間にしたことなどから、ずっと右肩上がりだった来場者数は、今回昨年を幾分下回ることに。
◆芳名録と来場者データの突合・整理が終わったので、最近放ったらかしにしていた庭の掃除をしてたら、発見!家の壁面下部に打たれたコンクリート部に、夏ミカンにいたユズ坊(キアゲハ)のサナギ3個確認。さてさて、来春これらサナギから何が出て来るか・・寄生バチの幼虫が這い出るかも。
◆庭をうろうろしていて、落ち始めた百日紅の葉の裏に、小さく奇妙な楕円の玉が幾つもぶら下がっているのに気が付いた。はて?長く生きてきて・・こんなモノは初見。何だ?コレは。未だ解明に至らず。


2023/10/03
やっとこノビタ君が
◆この時期、早い年は9月の下旬には、津山盆地に姿を見せるノビタキ。そろそろでは・・と、所用で大通りに出るまで田園地帯で、車を止めては草丈の伸びた田のあ見る見るのだが、未だ確認できてなかった。今日は目的をノビタキに絞って、まずは家近回りの田圃から、盆地東部の奈義・勝央まで一気に踏査することに。
◆本気に探せば見つかるものですね。早速にも家近の稲刈りの済んだ田の畦草に2羽、3羽と。一群の彼岸花の上にその一羽が止まって、願ったりのシーンだったが・・ザンネンながらそこは余りにも遠くて撮れない。
◆家近は諦めて、予定通り奈義・勝央の田園地帯へ転進、今季の「ノビタキ」初撮りをなんとか実現できた。ただし、絵になるようなシーンはなし。


2023/09/25
モズの高鳴き
◆もう2〜3週間にもなろうか、家の周りでしきりとモズの高鳴きが続いている。南面した低い里山の麓に形成された集落、家々が点在してその間に畑や田圃が入り組んでいて、典型的なモズの越冬地と言えるだろう。モズがこの時期、電柱や電線、家のTVアンテナなど止まって止まり、けたたましく鳴く・・百舌鳥の名前通りに、時には他の鳥の鳴き真似なども。今年は、家の周囲を縄張りにするのはこの♀のようだ。
◆やっと空気が秋めいてきたので、久しぶりにフィールドを走ってみた。だが依然として、陽射しは夏のままだった。ノビタキはまだ見えず。田園地帯で見たのは、コンバイに周囲に徒党を組むダイザギやチュウサギの群れと、杭に止まるアキアカネぐらい。


2023/09/23
ユズ坊はあらかた姿が消える
◆あれだけ鈴生り状態だったユズボウだが、夏ミカンの枝葉からすっかり姿を消す。どこへ行ったか?秋風の誘われて、サナギになってどこぞの木陰にでもぶら下がっている?
◆以前、夏ミカンの上で休んでいる?ユズ坊に、ハチの一種が攻撃する事件を目撃した。ユズ坊は頭から二本の黄色い角を出して、反撃?でもなかな・・ハチの攻撃にたまらずコロッ地面に転がり落ちて逃れたようだが。逃れ切ったものかどうか?あの内の何割かが、サナギとなって無事に生き残り、厳冬期を越してくれるといいのだが。
◆っと・・ここで、気になったユズ坊を攻撃していたハチを、ネットで探してみたところ、ヒメバチだということが判明。なんと、アゲハの幼虫などに卵を産み付ける−寄生バチだったのである。だとすると・・アゲハの幼虫が羽化する時には、サナギの殻を食い破って、出て来るのはヒメバチの幼虫?!その可能性が高いかもしれん。


2023/09/20
第5回目の野鳥写真展
◆幾つかミスを重ねながら、準備におおわらわ・・・


2023/09/13
夏みかんのユズ坊たち
◆夏も新芽が出た夏ミカンに、いつの間に卵を産みつけていたのか「ユズボウ(アゲハの幼虫)」が、新芽の若葉を鈴生りになって食べていることに気が付いた。早生まれや遅生まれ合わせて・・30〜40匹はいるだろう。生息数の余りの多さに、若葉は既に食べ尽くされようとしていて、まだ成長しきれてない個体も多数。これから彼らはどう命を繋いで行くだろうか?


2023/09/10
営巣木のビフォー・アフター
◆待っていたキジバトの雛が巣立ってくれたので、すぐに造園屋さんへ連絡したところ、作業員の方たちが8日に来てくれた。営巣木以外の他の徒長した雑木も一緒に、思い切って刈り込んでもらった。今日も35℃超えで陽射しはまだ強いが、気分は散髪した坊主頭のように、サッパリとした空間が蘇った。
◆もう何ヶ月もご無沙汰だったクマタカ。以前は時々覗きに行っていたTさんから、最近の様子を聞いたりできていたのだが、関西へ転居されてからクマタカの動静が?に。それで、今日は意を決して、午前3時間ほど定点観測に出てみた。
◆立ちんぼは避けて簡易イスで、日陰を選んで双眼鏡を膝に、山や谷の斜面・稜線・空・・とにかく観察。徒労に終わるのか・・今日は出てこんとちゃうか・・、それでも「どこかから出て来るかも」と、辛抱強く待つ。と!視界に山の斜面を横切る鳥影は入ったような・・・やっと再開!観察を始めて二時間半が経過してました。元気で居ることがわかった安心。


2023/09/05
雛が消えるー早朝に巣立つ
◆抱卵期間から巣立ちを予測して、今日か明日かと見守っていたのだが、今週の前半との読みは当りました。2羽の雛は早朝に離巣して、裏山の木立へ移動したらしい。居なくなった巣の近くに親鳥が一度飛来したのは、あれは何んだったのか?世話になった家主へのお礼だったかも。裏山の茂みで合流しているのだろう、昼間キジバトの低い声が時折り聞こえてきた。めでたしめでたし。
◆巣立ちの後に残ったものは、樹下で雛の糞を受けていたダンボール紙と、徒長して大童となった営巣木。早速庭木の剪定を造園業者へ依頼−といっても、庭に生ふるは雑木ばかりなんだけど(笑。

2023/09/04
そろそろ巣立ちか?
◆産毛はまだ残っているものの、キジバトの雛の成長は急速。枝葉が邪魔してよく見えないのだが、3羽と思っていたが・・どうも2羽のようだ。親が足繁く給餌に通っているはずなのだが、家人を気にして早朝に済ませているらしい。昼間は裏山から時折りデデッポーと、呼びかけるような鳴き声が聞こえる。
◆私の計算では、今週前半には巣立つはずなのだが、さてさて当るも八卦、当らぬも・・・。今週中の巣立ちなら、台風や豪雨の直撃は避けられそう。例年庭木の剪定を8月末に業者に頼むのだが、今年は雛の巣立ち優先で依頼を控えている。この木はひと夏で徒長した枝を全て刈り払って、すっかり丸坊主となる。


2023/08/28
キジバトその後
◆踞ったキジバトの脇に雛の動きが見えたのが21日、その後も親は昼夜分かたず、翼の下に雛を抱いていたのだが、巣への常駐を解いたのが26日ごろ。それからは裏山からしきりに声が聞こえ、親が給餌に通うようになった。が、枝葉で巣が完全には見通せないので、未だ何羽孵ったかは不明・・3羽はいそうなのだが。
◆キジバトの雛は、嘴を親の口に突っ込んで、半消化の流動食(ピジョンミルク)をもらって育つ。ピジョンは雄も生成できるようなので、雛の成長がすごく早いように思われる。*以前にもあった、わが家の庭木での子育てを見ての感じ。この調子だと9月第2週の前半には巣立っていくかな・・・

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