Diary 


2021/05/03
カワラヒワの雛誕生
◆4月13日庭木へ営巣したカワラヒワのことを書いたのだが、今日雛が孵化していることが判明。粗雑な作りのヒヨドリやキジバトに比べ、カワラヒナの巣は枝葉の密集ポイントに、巧妙・入念にできていて確認ができなかった。
◆書斎の窓からスコープで、枝葉の狭い隙間を観察していて、雛のうごめきー2羽と、口移しで半消化の餌を親が雛に与えているシーンを、なんとか観察できた。撮れた写真は不鮮明だが、まずはめでたい。雛が幾つ生まれたかは今もって不明。


2021/04/28
岡山支部「野鳥写真展」の開催
◆コロナの状況がジリジリと、岡山も予断を許さない状況になってきた感が・・・ありますが、連休明けの5月11日から恒例の野鳥写真展を計画しています。昨年は緊急事態宣言を受け、予定の会場が閉鎖のために中止、それでもなんとか秋には開催と・・・紆余曲折がありました。。
◆会場は昨年秋と同じく、京山下の「生涯学習センンター」です。作品は全48点、当方は<イカルチドリ><アマサギ><カワガラス(幼>地味系3点を予定してます。お時間がありましたら、コロナ対策にご留意のうえ、覗いてみてください。


2021/04/26
相方はまだ来ないー探しにいくか?
◆本日は晴天なれど風強し。相方が来たろうか?とサシバ観察に行くも、未だ独りぼっちの模様。営巣木の周囲を旋回して上空高くへ、やがて見えなくなった。探しにいったかな?


2021/04/23
サシバ来る!
◆ズーッと気になっていたサシバです。2019年は4月11日、2017年は4月13日、2020年は4月15日、2018年は4月16日・・と行った具合で、毎年4月の半ばまでには姿を見せていた。今年は春の陽気も10日から2週間も早まり、もうそろそろやって来るだろうと幾度か偵察に行っていたのだが・・・来ない。
◆サシバの寿命って何年?だいたい動物の寿命は体躯に比例するから・・・鳥でカラス大だと数年ぐらいか?しかもサシバは東南アジアあたりからフィリピン・台湾・沖縄列島を伝って、遠路渡って来るから、途中で命を落とすリスクも大きいので、いつもの営巣場所へ帰ってこないこともあろう。
◆今日、日が傾きかけたころになって、思い立って偵察に行ってみたところ、例年よく羽根を休めていた杉の枯れた先端に、逆光になった黒い鳥影を見て、あ!サシバだ−と直感した。どうもまだ一羽だけのようで、相方の到着を待っているところなのかもしれない。<つがい>状態を見るまで安心はできないが、とりあえず今年も帰って来たことには安堵。


2021/04/20
雲雀
◆昨年暮れに飛来したコウノトリだが、年が明けて2月−まだ居残っているというので、確認に行った話はここに記した。その後はいずれ何処かに去っただろうと思い、気にしていなかったのだが・・・。昨日、地元ローカル紙の記者から、イソヒヨドリのことでお尋ねを受け、つい話題がコウノトリのその後へ。話によると<まだ居続けている>そうで、記者自身も二週間ぐらい前に見たとの、予想外の事実に驚く。
◆なら、我もまた現地確認に・・と、今日おっとりスタートながら、一帯をぐるりと回ってみた。が、発見できず。高い位置に止まっていてくれたり、上空を飛んでくれると即確認なのだが、水路の中に降りて餌を漁っていたり、入り組んだ谷間いに入っていたりだと、見つけるのも難しくなる。今日は諦めて、また日を改め出向くことに。
◆帰りに家の近くの田園地帯に車を止めて、360度周囲を観察する。ノビタキは我家の近くに2日は留まったようだが、今日は全く姿が見えない。秋季の通過時だと、ノビタキが後から後から間断なく通り過ぎるので、2週間ぐらいはラッシュ状態になるのだが、今季はパッタリ打ち止めか?
◆上空ではヒバリの囀り。そのヒバリが近くの田圃(雑草繁茂の田起こし前)に降りて、2羽が草の中を連れなって動くので、カメラで追ってみた。なんと<求愛給餌>をやっている。モズやカワセミなどの求愛給餌行動は見たことがあるが、ヒバリは初めて。
◆給餌の画像を確認していて、一瞬おや?と違和感が。冠羽が立った方が♂だと思うのだが、冠羽の立った方が大きく口を開け、手前の冠羽が立ってない方が、給餌している様子。♀が♂に給餌はおかしいわなぁ。まさかヒバリの求愛給餌は逆か??
◆ネットでヒバリについての解説や、ヒバリの求愛給餌の画像を探してみたが、画像はヒットしない。幾つかの目を通した解説のなかに、<♀は後頭の短い冠羽をあまり立てません>とあった。ふ〜む・・素人の私は「鳥の冠羽は♂特有のもの」と思い込んでいたのだが、そうではないらしい。それは置くとして、ヒバリは求愛給餌時に、餌を受ける♀は冠羽を立てるものなのであろうか?


2021/04/18
ノビタキー灯台下暗しだった
◆今日は写真部の会で岡山へ。ちょうどHMさんから、会場のすぐ近くでコマドリ観察できるらし−との情報!会の始まる前と後に2度、現地を覗いてみたのだが・・・今日は日曜で、小さな子どもを含む多くのハイキーが行き交い、鬱蒼とした木立の下の小径に、コマドリさんがお出ましになる状況になく、微かに鳴き声を耳にできたぐらい。残〜念
◆目まぐるしく変化する天気に追われ、明るいうちに帰りついたのが吉と出た。家のすぐ近くでノビタキ集団に遭遇!渡来時の今頃と渡去時の秋、ここらあたりを年に二度通過してるはずなのだが・・・渡ってきた今時分は、アッという間に通り過ぎるのか?これまで撮れたことがなかった。
◆そうゆう点で私的な意義あり、珍しい鳥ではないものの。あそれと、例のシロハラが今朝も庭に来ていた、昨日も、一昨日もずっとだ。どうするつもりか?と聞いてみたいのだが。


2021/04/15
雨の週の中日
◆午前中天空に(たぶん)幻日環を見る。相変わらずカワラヒワは巣作り、すっかり我が庭に慣れたシロハラは、大陸に渡らず未だ庭の隅をウロチョロ。このまま越夏するつもりか?不審。ものの本によると、広島県では冬鳥シロハラの繁殖例もあったとの報告あり。
◆午後からは庭に出て、直射日光を避けてつつ茶会−といっても、コーヒー・ブレイクでしたが・・。


2021/04/13
清明節は過ぎたれど
◆清明の時節 雨紛々、
 路上の行人 魂断たんとす。
 借問す 酒家何れの処にかある、
 牧童 遙かに指さす杏花村。 ( 杜牧「清明」)
◆この時期、篠突く雨に濡れそぼって、旅人は身体も心もすっかり冷えきって、魂も消え入りそうな風情。通り合わせた牛追う童児(水牛に跨がっているかも)に、つい声をかけてみた。「このあたり何処ぞ飲み屋はないかな?」すると牧童は、黙ったまま雨に煙った彼方−杏花村を指さした。
*当時の杏花村には、牧童が指さした通り<黄公酒□>という造り酒屋があったそうである。
◆今日はそんな詩にぴったりの、肌寒い雨の一日だった。
 このところ、庭の周りでカワラヒワの鳴き声しきり、しばしば辺りを飛び回る姿を見る。こんな光景は空前で、不審に感じていたのだったが・・・隣との境界近くのウラジロガシに、営巣を始めていることがわかった。屈指すると・・スズメ・キセキレイ・ヒヨドリ・キジバトときて、わが家エリア内での子育ては確か5種目かな。うまく育てばよいのだが、ヘビやモズなど心配のタネは尽きない。


2021/04/12
J滝のミソサザイ
◆庭の山桜がやっと満開に。ソメイヨシノや普通のヤマザクラより、例年通りに1週間から10日開花が遅い。実はこのヤマザクラは実生で、野鳥がどこからか運んで来たもので、普通のヤマザクラの花とは、いささか形も色も−それに開花時期も明らかに異なっていて、ずっと不思議に思っていたのだが・・・。
◆最近になって、ハタと気が付いた。鳥の糞によって我が家の庭に落ちた種子だが、接ぎ木クローンのソメイヨシノとちがって、自然交配によって結実したサクラの種子は、当然に交雑しているわけで、特徴の異なるさまざまな交雑種が生まれるのが自然の理・・そうゆうことなんだと、独り合点した次第でR。
◆山に行ったついでに、絵になりそうなミソサザイを狙ったが、うまくいかなかった。もうそろそろでは・・と待つサシバは、まだ来ない。


2021/04/11
シロハラはこれから大陸へ渡るか?
◆庭のコケが何ヶ所か掘り返されてるので、もしやと思っていたらシロハラの犯行だった。庭をうろつく鳥影を追跡、ガラス越しに撮ってみると♂個体。彼の行動パターンたるや<勝手知ったる他人の庭>って感じ。
◆2月ごろよく庭へやって来ていたシロハラも♂だった。同じ個体が、朝鮮半島かロシアの沿海州かへ帰るに際し、挨拶を兼ねて遊びに立ち寄ってくれたか?冬鳥としてとっくに列島から渡去したと思っていただけに、妙にうれしい気分。来季また来いよ〜。
◆サシバがまだ来ない。もうそろそろと三ケ所ほど見て回るが、未だ確認できない。私の観察では、ほとんど渡来と同時につがい形成できているようで、しきりと鳴きながら営巣場所周辺を旋回してくれる・・その鳴き声を聞くのを楽しみにしているのだが。しかし・・耕作放棄地の拡大や、隣接する桧や杉林の伐採など、サシバ環境はどんどん悪くなる一方です。今年は見られないかも−不安は増すばかり。
◆林道走行中に?<鳥?が死んでる>通り過ぎて車を止め、確認すると綺麗なアオバトだった。外傷はないようで、何らかの病気か?とも考えてみたが・・唯一目についたのは、嘴の先っぽに血の跡が。こんな交通量の少ない場所・・ではあるが、素人判断で勝手に<車への追突死>と断定。
◆昨年夏から秋にかけ、ツキノワグマ出没事案や事件が多発しましたが、冬眠から覚めてそろそろ動き出す−特に怖いものナシの若い個体が、どんどん下界に下りてくるころかと。アナグマやシカならいいが、さすがにツキノワグマは遠慮したい。

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